アユタヤ時代中期に建てられたとされる王室管理3級寺院「ワット ナーンチー チョーティカーラーム」には様々なエピソードがあるお寺です。
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BTSウッタカット駅から徒歩6分
ワット ナーンチー チョーティカーラームの歴史
伝説ではアユタヤ王国時代の中期に貴族チャオプラヤ ピチチャモントリの娘のメイ イムが原因不明の病気で寝たきりとなってしましました。
そんなある日の夜、チャオプラヤ ピチチャモントリは夢の中で白カゲロウが娘を出家させれば病気が治るとのお告げがありました。
お告げに従いチャオプラヤ ピチチャモントリは娘の病気平癒の出家のため「ワット ナーンチー チョーティカーラーム」を建てました。
しかしながら、娘のために建てられた「ワット ナーンチー チョーティカーラーム」は1767年のアユタヤ王国滅亡により管理をする人もいなくなり荒れ寺となってしまいました。
1782年にラーマ1世の治世に荒れ寺となっていた地に中国人貿易商のプラヤチョドゥクラーチャティが住んでおり仏教への深い信仰心から「ワット ナーンチー チョーティカーラーム」を修復を行いました。
そのため「ワット ナーンチー チョーティカーラーム」の随所には中国風寺院の特徴があります。
そしてプラヤチョドゥクラーチャティは修復したお寺をタイ王室に献上し王室管理寺院となりました。
その後1824年からラーマ3世の治世に「ワット ナーンチー チョーティカーラーム」再び修復されました。
こちらがご本尊です。
ご本尊に象と
猿が祈りを捧げています。
本堂の後ろに立派な僧房があります。
僧房の前に魔除けの鬼が祀られています。
こちらは赤鬼
こちらは仏像の前にキングコブラの像が舌を出しています。
こんな怖いキングコブラににらまれたら悪霊もすぐに退散するかもしれません!
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