ワット・フアラムポーンはバンコクでは有名な寺院で第3級の王室管理寺院とされ、モンティエン ホテルやタワナバンコクホテルなどがあるシーロム地域に建つ豪奢な寺院です。
この寺院はMRTサームヤーン駅からのアクセスがいいため、この日も大勢のタイ人や外国人観光客が参拝に来ていました。

地図
地下鉄サームヤーンから徒歩1分
ワット・フアラムポーンの歴史
「ワット・フアラムポーン」が建てられた詳しい年代がわかりませんが、古い礼拝堂の形と仏塔の形からラッタナコーシン王朝初期に建てられたとされています。

1767年、アユタヤ王朝滅亡とともにビルマ軍によって町が破壊されたとき、そこに住んでいた住人達が現在の寺院のある場所へ避難しました。
その後、避難していた人のコミュニティが広がると、村の名前を寺院にし「ワット ウア ランフォン」としました。

1904年、ラーマ5世はこの寺院に「ワット・フアラムポーン」としました。
そして2002年7月18日「ワット・フアラムポーン」はラーマ9世により王室管理の第3級寺院に認められました。

天空の城のような境内
階段を上りきるとこのような光景になります。

寺院と高層ビルのシュールな光景です。

こちらがご本尊になります。

アユタヤ時代の生活様式でしょうか?
美しい壁画がご本尊を取り囲んでいます。

本殿の裏手に金色に輝く仏塔があります。

仏塔からの光景です。

高層ビルが立ち並んでいるのがシーロム地域です。
日本でいう丸の内で、オフィス街となっており多くの日本企業や外国企業のオフィスがあります。

たくさんの鐘があります。
寺院のから高層ビルを眺めていると「天空の城ラピュタ」に行ったように感じます。

レスキュー隊「義徳善堂」
ワット・フアラムポーンに隣接する施設レスキュー隊「義徳善堂」本部では無縁坂のため500バーツで棺桶の寄付を受け付けています。
このような行為はタイ仏教の習慣で得を積むということになり、多くの人が寄付を行っていました。

「ワット・フアラムポーン」はサームヤーン駅から徒歩3分で行ける場所にありますので、旅行で時間が空いたときに行ってみるのはいかがでしょうか。
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