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ワット ウタイターラーム:仏塔の中から出てきたものは?
「ワットウタイターラーム」は高層オフィスビルや高層コンドミニアムが立ち並ぶアソークの近くにある、金色で装飾された仏塔や本堂、ライオンの守り神がある歴史のあるお寺です。

地図
ワット ウタイターラームまでの行き方
地下鉄ペッチャブリー駅で下車します。

その後1番出口を出てからバイクタクシーに乗ります。
バイクタクシー30バーツ、所要時間10分

ライオンに守られた金色の仏塔の前でバイクタクシーを降ろしてもらいました。

ワットウタイターラムの歴史
「ワットウタイターラーム」がいつ頃建てられたのかは不明ですがアユタヤ時代には建てられていた記録があります。
1767年、ビルマ軍の猛攻により都アユタヤが陥落し14世紀から続いたアユタヤ王国は滅亡しました。
そのビルマ軍のアユタヤ包囲から王族のプラヤーウタイが脱出に成功し、このお寺にアユタヤ王朝の仏像や宝飾品を埋めました。

その後、タクシン王がビルマ軍の駆逐に成功しましたが、一代で終わったトンブリ王朝、その王朝を引き継いだチャクリー王朝と時代は目まぐるしく変わり、誰もが埋めた財宝のことを忘れてしまいました。

1941年、太平洋戦争が勃発し日本軍はイギリス領ビルマを攻略すべく、1941年12月21日に日本とタイとの間で日泰攻守同盟が締結されました。
そのため、バンコクには日本軍の司令部やビルマ方面に物資輸送のため駅には軍需品が集積されました。
そのような戦略的理由からバンコクは1942年1月8日にイギリス軍の空襲を受けました。
この攻撃に対しタイ政府がアメリカ、イギリス政府に宣戦布告を行いました。

第二次世界大戦後半の1944年から1945年1月までにタイ全土には約250回にも及ぶアメリカ軍の空襲がありました。
1944年6月5日「ワットウタイターラーム」の仏塔が爆撃により破壊されました。
そして1945年2月2日、仏塔の修復中に隠されていた仏像や宝飾品が見つかりました。
現在、それら仏像や宝飾品はタイ政府美術部が管理しています。

本堂の前に魔除けのライオンがあります。
夜中に見たら驚くぐらいの迫力があります。

こちらが本堂です

本堂の前には金色の狛犬が置かれています。

本堂の扉には精巧は彫刻が施されています。

境内の裏手にはこのようなものがありました。

それぞれ仏像が納められています。

境内にはたくさんの仏像が祀られています。

エメラルド色の仏像やナークに守られている仏像などいろいろな仏像が祀られています。

タイの文化はインドの影響を受けていますので、インドの神様がたくさん祀られています。

この日は平日だったため参拝客も少なかったですが、休みの日になると大勢の参拝客で賑わうのでしょう!