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クラビー及び周辺の文化を展示する博物館:アンダマン文化学習センター

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 3 分前
  • 読了時間: 3分

クラビー市内に2014年に開館した「アンダマン文化学習センター」はクラビー、パンガー、プーケット、ラノーン、サトゥンのアンダマン海周辺の五つの県が共同予算で建設した博物館です。


地図

開館時間:朝9時から夕方4時まで


休館日:日曜日


入場料:無料


タイ南部とナコーンシータンマラート王国

入口を入るとこのようなドーム状のイミテーションがあり、中に入って進むと


この地域の五つの県の歴史に関することが書かれております。


その昔、タイ南部及びマレー半島にはナコーンシータンマラート王国が存在し、1283年にタイ中部のスコータイ王国のラームカムヘーン王(在位1279年ー1299年)に朝貢した記録があります。


また、14世紀にタイ中部で勃興したアユタヤ王国に対しても、ナコーンシータンマラート王国は朝貢しながら独自の王国を維持し、1468年にはアユタヤ王国に属する8つの重要な都市のひとつとされていた記録があります。


そのナコーンシータンマラート王国はオランダやポルトガルなどからの貿易で得た莫大な富により高い自治権を持つことで、アユタヤ王国に朝貢するマレー半島の諸国に対して優位な地位を築いており、南部諸国の中でも最も重要な国でした。


1629年、アユタヤ王位継承争においてナコーンシータンマラート王国はプラサートトーン王(在位1629年ー1656年)に反乱を起こしました。


この反乱鎮圧にアユタヤ王国のプラサートトーン王は山田長政を隊長とする日本人傭兵を派兵しました。


その後、1767年にアユタヤ王国が滅亡したことで、ナコーンシータマラート王国とマレー半島の諸国は独立をしましたが、1769年、バンコクのトンブリ王朝のタークシン王がタイ南部に進攻したことで、タイ南部の諸国はシャムに編入されました。


クラビーとその周辺地域出身の芸術家の作品

アンダマン文化学習センター」の別館は美術館となっており


クラビーやその周辺地域の芸術家による作品が展示されています。


館内にはタイでは稲作に使われていた水牛をモチーフにした作品や


タイ南部はマレーシアなどからのイスラム教文化の影響を受けていたことから多くのムスリムが住んでおり、この日もイスラム学校の生徒が社会見学に訪れていました。


美術館の2階と3階には、南部の地域ごとに分かれた部屋があり、それぞれの出身地の芸術家の作品が展示されており


美しい入り江の光景の作品や


アンダマン海に沈む夕日の作品や


タイの国技であるキックボクシング「ムエタイ」をモチーフとしたユニークな作品が展示されています。


色鮮やかなビーズ

博物館に展示されているようにタイ南部ではこのような色鮮やかビーズの文化があり


この日は職人さんがいなかったのですが、ビーズの実演を行っている部屋があり


このようなビーズが製作されています。


妻が出身のタイ北部には年に1,2回帰省をしていることもあり、タイ北部とタイ南部の文化の違いを比べながらの興味深々な見学でした。

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