日本企業により施工された橋:クルントン橋
- somutamu

- 8月14日
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チャオプラヤー河で西と東に分かれたバンコクには多くの橋が架けられており、そのような橋の中で日本企業により施工された「クルントン橋」があります。

地図
日本企業により施工された橋
戦前のバンコクでの主要な交通手段は運河による船での移動でしたが、戦後の自動車の普及と共に橋の建設が必要になります。

そのような交通需要に対処するため、1954年に日本の富士車輛製造株式会社とタイ企業サハ・エンジニアリングシビルカンパニーリミテッドと共に「クルントン橋」の工事が着工しました。

こうして1955年に着工式が行われ、1957年に橋が完成しました。

そして1958年3月に全長648.90m、橋の長さ366.20mで4車線で片側2車線の車両用車線と両脇に幅2,5m歩行者通路の「クルントン橋」が開通しました。

橋の上からの光景です。
この日の天気が悪かったのですが、日本企業により施工された橋ということで少し誇らしげに「クルントン橋」を渡りました。

現在、富士車輛製造株式会社は橋梁建設を行っていませんが、「クルントン橋」はバンコクの重要な交通インフラとしてその役割を果たしています。




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