バンコクの北にあるバンス―には東南アジア最大のターミナル駅「クルンテープ・アピワット中央駅」があり連日、多くの人がドムアン空港への乗り換えやタイ北部やイサーン地方とよばれるタイ東北部の玄関口として利用しています。
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クルンテープ・アピワット中央駅の成り立ち
以前、タイ北部のチェンマイやイサーン地方とよばれるタイ東北部への玄関口としてバンコク中心部にある1897年に開業したフアランポーン駅が利用されてきました。
フワランポーン駅:在りし日のタイで最古の鉄道の駅
しかし、フアランポーン駅発の列車はバンコク中心部を通過することで交通渋滞の原因になることから発車時間を見合わせるなど運行時間にも問題がありました。
これら交通渋滞の解消や国内交通網の整備などことから2013年に建設が始まり2021年に全長596,6m、幅244m、高さ43mの26ものプラットフォームをもつ駅舎が完成しました。
そしてラーマ10世により「バンコクの大いなる繁栄」を意味した「クルンテープ・アピワット駅」と命名され2023年1月から一部の発着がフアランポーン駅から移転しました。
クルンテープ・アピワット駅は地下鉄バンスー駅と直結しておりBTSレッドラインの入口となりドムアン空港へはこちらになります。
タイ国有鉄道でタイ東北部のチェンマイやタイ東北部ノンカーイなどへはこちらになります。
また一部の路線はタイ南部のフォアヒンへの路線が移転しています。
バンスージャンクション駅
クルンテープ・アピワット駅の横には1898年に開業したバンスージャンクション駅
があります。
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1898年に開業しただけありバンスージャンクション駅には昔ながらのタイの駅雰囲気があります。
プラットフォームにもたくさんの屋台風のお店があり
こちらのご家族は長旅の前の腹ごしらえをしており
布教活動に行く僧侶の姿もあります。
こちらが乗車券の売場となっており、列車の発車後に車掌さんが検札を行います。
以前、ドムアン空港に行くにはタクシーなどの交通機関しかなく渋滞の心配がありましたが、レッドラインの開通により快適なタイ旅行ができるようになりました。
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