ペッチャブリーで長い歴史を持つお寺「ワット ペップリー」はタイの歴史や宗教においても重要な役割を果たしてきたとして多くの観光客が参拝に訪れています。
地図
ワット ペップリーの歴史
「ワット ペップリー」は1240年から1438年に栄えたスコータイ王国時代に建てられた当時は宗教的にも重要な場所とされていたとの記録があります。
しかし、スコータイ王国が衰退すると「ワット ペップリー」も荒廃してしまいました。
その後の1351年に成立したアユタヤ王国はスコータイ王国を併合したこともあり「ワット ペップリー」が再建され考古学の調査によるとバラモン教の儀式で使うジャイアントスイングが建てられていた記録があります。
境内の様子
金の仏塔がある建物は博物館になっています。
お寺に行った時間が早すぎたために中に入ることができませんでした。
本堂もカギがかかっておりどこかでお参りをと探していると境内に祠がありました。
こちらの仏像にお参りをしてきました。
ジャイアントスイング
タイはバラモン教の影響を受けていることからバンコクにもジャイアントスイングが建てられています。
そしてシバの神を迎えためにジャイアントスイングに僧侶が乗る儀式が行われていましたが、僧侶が落下し死傷する事故が多発したため1935年から儀式は行われていません。
「ワット ペップリー」にあるジャイアントスイングは2007年に再建されたものです。
アユタヤ王国時代には僧侶がこのジャイアントスイングに乗ってシバの神を迎える儀式が厳かに行われていたのでしょう。
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