タイの美術と聞くと、エメラルド寺院やワット ポーなどに描かれて仏教美術を想像します。
しかし、近代芸術に興味を持っているタイ人も多く、1990年代に当時のバンコク知事がそのような芸術家の育成の支援を目的とした美術館の建設を計画しました。
「バンコクカルチャー&センター」はバンコクの商業地域の中心にあり、BTSナショナルスタジアム駅から徒歩1分で行くことができます。

美術館の開館は2009年7月と比較的新しい施設ですので、バンコクに住むタイ人でも、この美術館のことは知っているが、行ったことのないと言う人もよく聞きます。
地上9階、地下2階建の美術館では主に現代美術の展覧会を開催しています。

普段、お寺巡りでタイの仏教美術を見るのが好きな私ですが、タイの現代美術とのことで興味深々で行ってみました。

地図
開館時間:朝10時から夜7時まで
(時間変更があります)
定休日:月曜日
美術館内の様子
こちらの壁一面にマンガが貼られています。

タイ人は日本のアニメや漫画が好きな人が多く、一度はアニメの聖地、秋葉原に行ってみたいと言う人が多いです。
将来、手塚治虫のような漫画家や宮崎駿のようなアニメーターがタイから出てくかもしれません。

美術館の中に美術に関する書籍などが販売しています。

また画商や画材屋さんもあり絵を描くのが趣味という人には便利な場所です。
バンコクの街中でもスプレーアートをよく見かけることからスプレー専用のお店もあります。

5階に美術館のショップがあり、絵画などが販売しています。

美味しそうなタイ料理のポストカードもあります。

日本へのお土産にいかがでしょうか!
個性的な絵画のある美術館
上のフロアでは個展が開催されています。
入場料は無料です。

この美術館はビデオ撮影は禁止ですが、写真撮影は可能です。

作品はタイの田舎を描いたものです。

上のフロアでは主にポップカルチャーアートの作品が展示されていました。

この美術館に恋人連れのカップルを多く見ました。バンコクの若者のデートスポットになっているのかもしれません。

バンコクアート&カルチャーセンターはMBKセンターの向かい側にありますので、お買い物のついでに行ってみてはいかがでしょうか!
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