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エメラルド寺院:エメラルド仏が安置するタイ人の聖地

更新日:2月17日

エメラルド寺院はタイ語でワットプラケオ(วัดพระแก้ว)とよばれるタイ3大寺院の一つです。


そして、エメラルド寺院はタイで最も神聖な寺院で王宮が併設されています。


エメラルド寺院の建設は1783年にチャクリー王朝の最初の王であるラーマ1世の治世に始まりました。


それ以来、歴代の王は宗教上の功績を残し、王朝を称賛する方法として、統治中にエメラルド寺院を増築、改修、装飾を行ってきました。

エメラルド寺院

現在でもエメラルド寺院では王室による戴冠式、王室の叙階、主要な儀式の他、王と王室によってチャクリ記念日、王立耕作式、王の誕生日、ソンクラン(タイの伝統的な新年)などの仏教の宗教儀式が行われ、政府関係者が出席します。


また年に3回、季節の移り変わりには王室の儀式で、国王の手によりエメラルド仏の金の衣服が交換されます。


これらの儀式のない日にはエメラルド寺院は王宮エリアと一緒に開放され多くの観光客でにぎわっています。

エメラルド寺院への行き方

エメラルド寺院へは地下鉄サナーム チャン下車後、1番改札を出てから10分ぐらい歩きます。

地下鉄の出口を出るとトゥクトゥクの運転手が笑顔で話しかけてきます。


運転手:「パイ ナイจะไปไหน」(どこに行くの?)


私:「マイ ペンライ(ไม่เป็นไร)」(大丈夫!)


トゥクトゥクは値段交渉がめんどくさいから気にせず10分ほど歩くとエメラルド寺院の外壁が見えました。

が、、、


行けども行けども入口にたどり着きません、、、


こんなきれいな風景も疲れて目に入りません。


かと言っていまさら駅まで引き返すわけにもいかず、


こんなことならトゥクトゥクに乗ればよかったと後悔しつつ右に曲がります。

角を曲がると「おー ニュースで出てくるアングルと同じだ」とのこの光景に感動しますが、入口はまだまだ先です。

やっとのことで入口にたどりつきました。


かなり疲れましたが、黄金の仏塔のすばらしさに疲れも吹き飛びます。


エメラルド寺院はドレスコードがありますので半ズボンやタンクトップの場合、入口で服を借りないといけません。


このタイの象徴的な仏塔を見ながらチケット売り場に進みます。

この先を左に曲がるとチケット売り場になります。

入場料は外国人500バーツ(約1500円)です。


ちなみ、タイ人は無料です。


エメラルド寺院の拝観時間は朝8時30分から夕方4時30分となっていますが、チケットの販売は午後3時30分までとなっています。

そして、入口をくぐると圧倒的な美しさに驚きます。


実はこれ、本堂の裏側になります。

エメラルド寺院の建設は1783年に始まりました。


寺院には「神の教師の修道院の美しい宝石が入っている寺院」を意味するワットプラシラタナサツァダラムという名前が付けられました。


本堂は寺院内で最も古い建造物の1つです。

エメラルド寺院

本堂にはタイ王室の紋章である「ガルーダ」が飾られています。

大きな鬼の「ヤック」があります。


日本では「夜叉」とよばれて恐れられていますが、タイで「ヤック」は守護神とされ王室を魔物から守っています。

黄金色に輝く仏塔には仏舎利が収められているとされています。

エメラルド寺院

本堂の入り口です。


本堂のエメラルド仏が収められいますが、室内は撮影禁止となっています。


また、タイの習慣では足の裏は不浄とされていますので、仏像に足を向けないでください!


エメラルド寺院ができる以前、エメラルド仏は対岸のワット アルンに安置されていましたが、1784年6月22日にエメラルド寺院へ移す儀式が行われました。


1831年ラーマ3世は本堂の大規模な外観の改修を命じました。

本堂の窓からエメラルド仏が見えます。


近くの守衛さんに確認をすると撮影OKとのこと!


かなり興奮してしまったので写真が少し傾いてしまいました。


エメラルド仏とは

このエメラルド仏はエメラルドではなく翡翠でできており、高さは約66センチです。


元々、エメラルド仏は古代インドのマダカ王国のパータプリトラ(現パトナ)のお寺に安置されていましたが、内戦のためにスリランカに移されました。


その後、エメラルド仏はカンボジアのクメール王朝、アユタヤ王朝、ラオスのラーンサーン王朝、タクシン王のトンブリ王朝と持ち主が変わり、ラーマ1世がチャックリー王朝を開くとエメラルド仏はこの寺院に安置され、現在に至っています。

本堂の横にPrasato Phra Thep Bidonという荘厳なお堂があります。

このお堂はラーマ4世がエメラルド仏を安置するために1855年に建設が始まりました。


しかし、お堂が完成する前に1882年にラーマ4世が亡くなってしまい、エメラルド仏をお堂に移す計画は実行されませんでした。

エメラルド寺院

1903年に火災が原因でお堂が焼失してしまいました。


現在のお堂はラーマ6世の治世中に完成したものです。

お堂の左右にあるきれいな仏塔を守護神「ヤック」が支えています。

この境内の庭にはブロンズ製で金箔を施した神話の人物が飾られています。


お堂の横にカンボジアのアンコール ワットのミニチュアがあります。


これはラーマ4世が当時タイ領であったカンボジアのアンコール ワットをバンコクに移す計画をしました。


しかし、計画の実現が難しいことから精巧なミニチュアが作られました。

エメラルド寺院を囲む外壁の内部には素晴らしい仏教絵画が描かれています。


これはインドの大叙事詩「ラーマキエン」を描いたものです。

境内には鐘楼があります。


この鐘楼はラーマー1世によって作られ、後にラーマ4世がバンコク遷都100周年のために修復され1882年に完成しました。

エメラルド寺院は王宮が併設されています。


歴代の王はここで住まわれ政務をとりました。

ラーマ5世のとき新しい王宮が建てられました。


その後ラーマ5世はこちらの宮殿に住んでいました。


その後1900年にウィマーンメーク宮殿が完成するとそちらへ移り住みました。


現在、この宮殿には国王は住んでおらず、公務もここでは行われていませんが、戴冠式、王族の葬儀、国王誕生日の謁見の儀などの重要式典はこの宮殿で行われています。

こちらの建物は博物館で中には仏像などが展示されています。(館内は撮影禁止です)

博物館の横には古い大砲が展示されていました。

宮殿内にはタイ伝統の衣装を着た衛兵がいますが撮影禁止です。


王宮の裏側を歩いていると、王宮護衛の警察官が馬に乗っていました。



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