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タイルー族博物館があるお寺:ワット セーンムアンマー

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

タイ北部パヤオのチェンカム地区にあるタイルー族の博物館があるお寺「ワット セーンムアンマー」本堂には昔のタイルー族の様子が描かれています。


地図


タイルー族の様子が描かれている本堂

「ワット セーンムアンマー」はラーマ1世(在位1782年ー1809年)の治世の1808年ごろ建てられたとされています。


タイ北部ラーンナー様式の本堂の中にご本尊が祀られています。


本堂の壁には「ワット セーンムアンマー」と共にタイルー族が描かれており


黒の民族衣装を纏ったタイルー族がいろいろな表情を浮かべている様子が描かれています。


境内にあるタイルー族の博物館

パヤオのチェンカム地区には昔から多くのタイルー族が住んでいることからタイルー族の高床式住居を模した博物館があり


こちらが博物館の入口になります。


電気はどこ?


と探したのですが見つからず、、、


薄暗い博物館の館内では


昔のタイルー族の生活様式が展示されています。


このタイルー族は中国の雲南省の最南端のシップソーンパンナーのタイ族自治州を紀元とし1180年にシップソーンパンナー王国を樹立しました。


この王国は仏教を深く信仰しており、歴代の中国王朝や周辺国に組み込まれながらも1950年まで45代に渡り王家は存続していました。


こうした長い歴史の中でタイルー族は移動を繰り返したことにより、現在は中国、ミャンマー、ベトナム、ラオス、タイなど広い地域で暮らしています。


現在でもタイではチェンマイやチェンライなどタイ北部に多くのタイルー族が暮らしています。


こちらがタイルー族男性の民族衣装になり


女性の民族衣装では独特な模様が入った腰巻を纏います。


妻はこのお寺があるチェンカム地域の出身のタイルー族ですが、


私はまだ民族衣装を着た妻を見たことがありません。


そのことを尋ねると


妻:「民族衣装は今でもハレの日にお寺にお参りなどで着ていく」


とのことです。


そのようなタイルー族のコミュニティが多いこの地区ではお祭りなどで民族衣装を着て踊りを踊る姿を見ることができます。


もし機会があれば「ワット セーンムアンマー」を訪れてみてはいかがでしょうか。

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