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ワット バーンヤープレーク:モン族のシンボルのお寺
タイには多くの少数民族が暮らしており、サムットサーコンにあるワット バーンヤープレークはモン族の神様が祀られています。

ワット バーンヤープレークまでの行き方
バンコクからワット バーンヤープレークまでは車で1時間以上かかります。
ワット バーンヤープレークとモン族
ワット バーンヤープレークは1832年にモン族のシンボルとして建立され。修道院長のほとんどはモン族の出身者が務めました。
モン族とは紀元前1500年前から東南アジアに住む民族で6世紀から11世紀までドヴァーラヴィティー王国を建てました。
その後中国の雲南省から移住してきたタイ族(タイ人)やミャンマーのビルマ族と混血し、ミャンマーやタイに住んでいます。
本堂はモン族文化でタイでもあまり見かけない精巧な模様となっています。

モン族が建てたドヴァーラヴィティー王国では仏教が信仰されていました。

これはミャンマー風の仏像です。
一部のモン族はミャンマーに渡り、13世紀にペグー王国を建てました。

なんだか映画「千と千尋の神隠し」に出てきたキャラクターみたいです!

ガネーシャでしょうか。
怖そうなライオンにのっています。

三つの頭を持つ象「エラワン」はヒンドゥー教では神様の乗り物とされています。

こちらにもミャンマー風の仏像が祀られています。

ヒンドゥー教で最高位の神であるシヴァも祀られています。

涅槃像も祀られています。

週末と祝日、ワット バーンヤープレークの前では朝市が開かれています。
私が行ったときには朝9時を過ぎていたため、ほとんどの出店が片づけを始めていました。

ワット バーンヤープレークの裏手にミャンマー風の装飾したきれいな建物がありますが、これはトイレです。

また、奥に装飾のきれいな塔があり撮影をしていると妻から「あれは火葬炉」と言われて慌
てて画像を消去しました。
タイのお寺では境内に火葬炉があるところが多いので撮影にはお気をつけください!