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ヘビの精霊と仏陀:ワット プラタート チョーム チョー

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

タイ北部チェンライのテングー区にある高さ300mの丘の上に金色の仏塔がそびえ立つお寺「ワット プラタート チョーム チョー」があります。


地図


蛇の精霊と仏陀の逸話

昔、ここには仏教に深く帰依した蛇の精霊がいました。


そんなある日、蛇の精霊は仏陀がこの地に訪れると聞いて仏陀の到来を心待ちにしていました。


それから幾日が過ぎ、


仏陀がこの地に訪れ、この丘の上にある木の下にて瞑想を始めました。


それを聞いたさっそく蛇の精霊は仏陀に会いに出かけ、仏教の教義に関する様々な質問をしました。


長旅で疲れていたにもかかわらず、仏陀は蛇の精霊の質問に一つ一つ丁寧に答えました。


そのように丁寧に仏教の教義を説明してくれる仏陀に感激した蛇の精霊は3つ金の鉢と3つガラスの鉢を捧げました。


捧げものを大事に受け取った仏陀は自分の頭を撫で髪の毛を取り出し大事に納めるように蛇の精霊に伝えました。


こうして丘を降りた蛇の精霊は領主に仏陀からの伝言を伝えました。


蛇の精霊の意を汲んだ領主は仏陀が瞑想を行った場所に高い仏塔を建て仏陀の髪の毛を大事に納めました。


こうして仏塔ができたことからお寺が建てられました。


こうしてお寺は「ワット プラタート チョーム チョー」と命名され、あらゆる面での成功すると信じられていることから多くの参拝客が訪れています。


乾季なのでPM2,5のために霞んでいますが、お寺がある丘の上から下の街の様子が一望できます。


仏陀から教義を聞くことのできた蛇の精霊の嬉しさも、この高い丘の高さほど感激したのでしょう。

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