ワット プラタート ドーイカムはパヤオのチェンカムの小さな山の山頂にある小さなお寺でが、このお寺には黄金伝説があることから今でも地元の人からの参拝が絶えません。
地図
このお寺の黄金伝説
伝説によるとこの地域の支配者であったプラ カムデンはブッタの髪の毛をこの山の頂上に祀り、そこの仏塔を立てました。
その後、この町に貧しくも心優しい未亡人が住んでいました。
ある日、未亡人がこの山で金鉱脈を見つけました、それはこの山の神様が未亡人の日頃の善い行いを憐れんだためためです。
この未亡人は道徳的な心を持っている人でしたので家族の生活に必要な分だけの金を削りとり町で売りました。
しかし、金を受け取った町の人達は驚きました、なぜなら未亡人はとても貧しかったからです、そこで町の人達は未亡人にどうやって金を手に入れたか尋ねましたが、未亡人は答えませんでした。
そこで町の人達は密かに未亡人の後を追いかけ金鉱脈の場所をつきとめ、町中が金鉱脈の噂で持ち切りとなり、ついにその噂は強欲で有名な町の支配者の耳に届きました。
街の支配者は兵隊を動員し金脈を掘るため手にした斧、のこぎり、鍬などで金脈を削り始まました、しかし、斧で神聖な金を守る神様が断ち切られるとそこにいた人たちは山の土砂に飲み込まれてしまいました。
その後、この山ではどんなに掘っても金鉱脈は見つかりませんでした。
それ以来、この山はタイ北部弁で金の山を意味するドーイカム(ดอยคำ)とよばれています。
この「ワット プラタート ドーイカム」山の中にあるお寺ですが、地元の人なら誰でも知っているお寺です。
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