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  • 執筆者の写真somutamu

立憲君主制を記念して建てられたお寺:ワット プラシーマハタート ウォラマハーウィハーン

更新日:2023年6月18日

1932年6月24日に起きた立憲革命によりタイは絶対君主制から立憲君主制へと移行し、1939年6月24日に当時のピプーン首相が国名を「シャム王国」から「タイ王国」へと変更しました。


そして、1942年6月24日にピブーン首相が立憲君主制の象徴とした「ワット プラシーマハタート ウォラマハーウィハーン」が完成しました。


地図

BTSワットプラシーマハタ―ト駅から徒歩3分

お寺にそびえ立つ仏塔の高さは38メートルあり、1941年4月25日に仏塔の最上段への金色の飾り物を上げる儀式が行われました。

この仏塔には仏舎利が納められています。

境内にはタイらしくピンクの象が祀られています。

クジャクの置物の上にのるネコ


プレーク ビプーンソンクラームとは

プレーク ビプーンソンクラーム(1897年7月14日ー1964年6月11日)はタイ陸軍軍人で2度タイの首相を務めました。


1938年12月20日に陸海軍の支持を得たプレーク ビプーンソンクラームは代3代目のタイの首相に就任しました。

1944年8月1日に首相の退き政界を引退したプレーク ビプーンソンクラームですが、その後軍部を使って政府に圧力をかけ1948年4月8日に首相の座に返り咲きました。


しかし、第2次世界大戦後にタイの政治も混乱し軍部によるクーデターが頻発していました。


そして、1957年9月16日に陸軍によるクーデターで首相の座を追われたプレーク ビプーンソンクラームは亡命を余儀なくされ、日本での亡命生活を送り神奈川県の相模原市にて66歳で没しました。

仏塔の裏手に本堂があります。

ご本尊にお参りをしてきました。

本堂の外から賑やか声が聞こえてきましたので、行ってみると小僧さん達が食事をしていました。


タイでは学校が長い休みに入りますと男の子のいる家では行儀作法を習わすためにお寺で修行させることが多いです。

食欲旺盛な小僧さんのためにみなさん大忙し!!!

デザートはアイスクリームです。

厳しい修行の合間に食べるアイスクリームの味は格別でしょう!!!


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