バンコクの西部にある「ワット プラナーワート」は小さなお寺ですがラーマ4世やタイ首相一族により改修された記録があります。
地図
拝観時間:朝5時から夜9時まで
(時間変更があります)
ワット プラナーワートの歴史
いつの時代に建てられたのかは不明ですが元々このお寺は「ワットノック」や「ワットクランクロン」とよばれていました。
そんなある日、このお寺の裏手にあるマハサワット運河にラーマ4世(在位1851年ー1868年)が工事状況の視察に来ました。
その視察のときにラーマ4世はブーン氏という人物に本堂建設のための資金を渡しお寺の名前を「ワットラチャブンタム」としました。
そして、お寺の修繕を行っていたブーン氏は新しく礼拝堂を建てお寺の名前を「ワット ブンヤワット ラーチャサータサム」と改名しましたが1937年に現在の「ワット プラナーワート」となりました。
また「ワット プラナーワート」タイ29代首相のチャワリット・ヨンチャイユットの一族による大規模な改修が行われた記録があります。
ラーマ4世は即位まで27年間の出家をしていたこともあり仏教経典のバーリー語やヒンドゥー教の礼拝用語のサンスクリット語など仏教への深い知識を持っていました。
そのようなラーマ4世から本堂建設の資金を渡されたブーン氏もまた仏教へ深く帰依していた人物なのでしょう。
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