「ワット ソーイ トーン」はバンコクを流れるチャオプラヤ河の畔、ラーマ6世橋の近くにある古いお寺で2002年にタイ王室管理第1級寺院に昇格しました。
地図
地下鉄バンポー駅から徒歩12分
そびえ立つ金色の仏塔
お堂の最上階に建てられた仏塔が金色の眩い光を放っています。
お堂の各階に仏像が祀られており仏塔の中にもこのような仏像が祀られています。
ワット ソーイ トーンの歴史
「ワット ソーイ トーン」詳しい年代がわかってはいませんが1851年頃にタイ王族により建てられたとされています。
その後1902年から1904年にお寺は大規模な改修が行われました。
第二次世界大戦の1941年12月10日にタイと日本は軍事同盟を締結しバンコクは日本軍によるビルマ方面の重要な補給地域とされたことから米英連合軍の空襲にさらされました。
そのため1945年1月10日にラーマ6世橋を目標とした空襲により「ワット ソーイ トーン」にも14発の爆弾で甚大な被害を受けました。
そんな壊滅的被害を受けた「ワット ソーイ トーン」ですが戦災を免れた仏像がこちらのお堂に祀られています。
この日は平日でしたが多くの人が戦災を免れた仏像へ祈りを捧げていました。
人間の最大の悪行、戦争に神や仏はいつまで慈悲を与えてくれるのでしょうか。
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