戴冠式の聖水を献じたお寺:ワット シーウボン ラッタナーラーム
- somutamu
- 2月15日
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ウボンラーチャターニーにあるお寺「ワット シーウボン ラッタナーラーム」はラーマ4世(在位1851年ー1868年)の治世の1855年に建てられたお寺です。

地図
ご本尊のトパーズ仏
本堂に入ると大きな仏像が目につきますが、大きな仏像の前にある高さ13センチのトパーズ仏が「ワット シーウボン ラッタナーラーム」のご本尊となっています。

このトパーズ仏は14世紀にタイ北部で栄えたチェーンセーン王国で作られた繁栄をもたらす仏像として祀られています。

戴冠式に3度聖水を献じたお寺
タイでは戴冠式では聖水「ムルタピセーク水」と「アピセク水」が宗教儀式があり。全国の117ヶ所の神聖な水源から77の県から聖水が献じられます。

その聖水をくみ取るお寺として「ワット シーウボン ラッタナーラーム」が3度使われました。

1回目は1911年のラーマ6世の戴冠式にて、2回目は1925年のラーマ7世の戴冠式で3回目は1950年のラーマ9世の戴冠式にて聖水を献じています。

「ワット シーウボン ラッタナーラーム」は小さなお寺ですがトパーズ仏やタイ王室の戴冠式にて重要な役割を果たしたことで多くの参拝客が訪れています。
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