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スパンブリーのタイ農村生活学習センター

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 9月23日
  • 読了時間: 3分

タイ中部に平野が広がる穀倉地帯のスパンブリーにある「タイ農村生活学習センター」ではタイの経済を支える農業について学ぶことができます。

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地図

開園時間:朝8時から夕方5時まで


(時間変更があります)


敷地内の様子

入口の横にはこのような展望台があり

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展望台の上からこのような敷地の様子や広大なスパンブリーの光景を見ることができます。

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このように広い敷地のためにグループツアー用の電動バスも走っています。

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また、このような大きな風車も回っており

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水牛もエサを食んでいます。

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タイの高床式の古い建物もあり

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このように広い造りになっており

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昔の生活用品が展示されており

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炭を入れて使うアイロンがありました。

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また、こちらの古い商店では

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妻が思わず「懐かしい~」と言葉がで昔の生活用品が置いてあり

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日本のタバコもあり

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古い時代の切手や

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トゥクトゥクが登場する前はシーローがタイの街中を走っていました。

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タイ農村生活学習センターの成り立ち

この「タイ農村生活学習センター」は中国の広東省生まれのヒア・チャイさんが始めました。

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1925年、3年間続いた干ばつを理由にヒア・チャイさんの両親はタイのスパンブリーに移住し行商人の後に商店や飲食店などを経営されました。

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昔のタイの義務教育は小学校4年生で卒業でした。


学校を卒業したヒア・チャイさんは米問屋として家業を手伝い、1997年に子供達の協力を得て商業用の種子採取のビジネスを始めました。

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当初は小さなビジネスでしたが、試行錯誤の後に1日6トンの処理能力のある種子選別機の開発に成功し、タイでは初めて民間での種子選別機がつくられました。


これによりヒア・チャイさんは自身のブランドの種子を作り上げるとともに高品質な種子の生産システムの開発を行いました。

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その後、ヒア・チャイさんは亡くなってしまいますが、その意志は息子のニタット・チャルーンタムラクサ氏に引き継がれております。


そして2015年にはアメリカ国立農産物食品基準局が主催する種子生産承認プログラムの承認を得ました。


現在、約300軒の農家が米種子生産に参加しており、各農家が育てた苗を移植することで高品質な種子を農家に提供しています。

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妻の実家もタイ北部でコメ農家を営んでいますが、義父から近年コメの価格が下がったにもかかわらず肥料など費用が上がってしまったために利益がないと聞いたことがあります。


このような問題も「タイ農村生活学習センター」で開発される付加価値の高いコメが生産され問題が解決されることを願っています。

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