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  • 執筆者の写真somutamu

サランロッム宮殿:ASEANが設立された創立地

バンコクで有名なエメラルド寺院の向かい側に歴史を感じる建物「サランロッム宮殿」があります。

地図

地下鉄サナームチャイから徒歩10分


施設はタイ外務省の管轄のため入ることはできず外観のみとなります。

サランロッム宮殿の歴史


「サランロッム宮殿」はラーマ4世により1866年にサランロッムと名付けた新しい宮殿の建設が始まりましたか、完成を見ることなく1968年に崩御してしまいました。


そのため宮殿の前にはラーマ4世の銅像が祀られています。

完成した「サランロッム宮殿」にはタイの王子が住まわれました。その後に宮殿は外国から王族が宿泊する施設として利用され日本からも皇族が滞在しました。


外務省の施設として


ラーマ5世は(在位1868年ー1910年)に「サランロッム宮殿」をタイ外務省の施設として使用することを許可しました。


「サランロッム宮殿」はタイ外務省の施設として長く使われ1967年8月にタイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシアの5カ国による東南アジア諸国連合(ASEAN)共同署名が「サランロッム宮殿」で行われました。


当初、東南アジアでの社会主義国の拡大に対抗するためにASEANは設立されました。


しかし冷戦終結後にはベトナムやラオスなど社会主義国も加盟し現在は10カ国で構成されGDPでは世界4位の規模があり日本、中国、韓国もオブザーバーとして会議に参加をしています。

しかしながら「サランロッム宮殿」は建物の老朽化が進んでしまったことから1992年に外務省の施設としての役目を終え修復のために閉鎖となりました。

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