チェンライにある「ワット ファンミン」はいつごろ建てられた詳しい記述がありませんが、発掘調査から古い時代に建てられたお寺であると推測されています。
地図
チェンライ空港から車で9分
境内の様子
本堂は繊細な彫刻が施されており
本堂の中はタイ北部文化のラーンナー様式となっており
ご本尊にお参りをしてきました。
かつての交易所があったお寺
チェンライにはコック川が流れており、昔は船を使い交易や移動が行われていました。
そして「ワット ファンミン」にはラーンナー王国初代マンラーイ王(在位1260年ー1311年)に貢物や積んだ中国人の15mの船などが発掘調査により明らかになりました。
またラオス人商人たちの物資を積んだ船が「ワット ファンミン」に停泊し交易所として賑わっていました。
しかし、コック川の流れが変わり「ワット ファンミン」の堤防や本堂を侵食したことから廃寺となってしまいました。
しかし、村人はお寺に残っていた仏像やレンガ、木材をなどを運び出し現在ある場所に建て替えました。
かつて「ワット ファンミン」の境内では
「儲かってまんか~」
「いや~ボチボチでんな~」
と商人たち言葉が交わされていた賑やかな交易所だったのでしょう。
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