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執筆者の写真somutamu

大王の下の寺院を意味するお寺:ワット タイ プラチャオ オントゥー

ウボンラーチャターニーにある「ワット タイ プラチャオ オントゥー」には大王とよばれる貴重な仏像「プラチャオオントゥー」を祀ることから多くの参拝客が訪れています。


地図


大王の下を寺院を意味するお寺とは

元々このお寺は1779年にワット タイ テンとして建てられました。


その後大王を意味する貴重なご本尊「プラチャオオントゥー」を祀ることから大王の下の寺院を意味する「ワット タイ プラチャオ オントゥー」と命名しました


大王とよばれるご本尊

本堂にはラーンサーン王国18代セーターティラート(在位1548年ー1571年)の治世に作られた大王を意味する仏像「プラチャオオントゥー」が祀られています。


このご本尊の幅は約1,2mで高さは台座を含めて約2,1mの青銅製の仏像で古いお寺に祀られていましたが廃寺なってしまったため屋外で雨と太陽にさらされ続けてきました。


その後、仏像がウボンラーチャターニーに持ち込まれる際に金メッキを施され敵に奪われるのを防ぐために200年の間、廃寺に隠され続けていました。

ウボンラーチャターニー

セーターティラート王とは

ラーンサーン王国とは1353年から1710年に都をヴィエンチャンとした現在のラオスにあった王国です。


セーターティラート王の母がタイ北部チェンマイを都とするランナー王国から嫁いでおり、そのため1546年から1547年までラーンナー王国で16代目の王としてその地位いに就いていました。


現在タイ仏教で最も重要とされてバンコクのエメラルド寺院に祀られている「エメラルド仏」はセーターティラートが王位に就いた当時、チェンマイに祀られていました。


そのためセーターティラートは「エメラルド仏」をヴィエンチャンに移し祀った記録があります。

バンコクにあるエメラルド寺院のエメラルド仏

境内の様子

境内にはドーム状のお堂があり


竜神ナークを背にした仏像が祀られています。


ウボンラーチャターニーはラオスと国境を接していることから多くの欧米人旅行者います。


そのことから「ワット タイ プラチャオ オントゥー」で多くの欧米人がご本尊に驚嘆の声をあげていました。


欧米人の間では「ワット タイ プラチャオ オントゥー」は有名な観光スポットとなっているのかもしれません。

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