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大きな亀と108の尖塔:ワット ポンスナン

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 4月22日
  • 読了時間: 2分

タイ北部プレーにある巨大な亀と108の白い尖塔があるお寺「ワット ポンスナン」は神聖な仏像が祀られていることから多くの観光客が祈りを捧げに訪れています。


地図


ワット ポンスナンの歴史

このお寺は1472年頃にワットポンサヌクとして建てられましたが、カンボジアのクメール帝国との争いに巻き込まれ焼失してしまいました。


その後、この地を治めた王が1559年にこのお寺を修復しましたが、1650年に再びクメール帝国との戦いで焼失してしまいました。


プレーはタイ中部のアユタヤ王国とタイ北部ラーンナー王国の戦略的な重要拠点であったことからお寺の再建は進まず長引く戦乱で街は荒廃してしまいました。


しかし、1929年にプレーの行政長官のルアン・ポンピブーンと前プレー総督一族のウォンブリ家チャオスナンタによりお寺の再建が行われました。


こうして再建されたお寺は再建に尽力したルアン・ポンピブーンとチャオスナンタの名前から「ワット ポンスナン」と命名され、現在でもお寺はウォンブリ家により管理されています。


大きな亀が祀られている理由とは

昔、この「ワット ポンスナン」の近くにビルマ人の夫人が住んでいました。


ある日、その夫人が「ワット ポンスナン」で見かけた亀を捕まえるため池に入り溺死してしまいました。


それを哀れに思った夫人の友人が仏像が乗った亀を建て夫人を弔いました。


毎年2月に「ワット ポンスナン」ではご本尊をお祈りする神聖な儀式が行われることで有名なお寺であることから、この日も市内の中学の生徒が集団でお参りに訪れており、


プレー市内を走る大勢が乗った観光用の電動バスが到着しました。


プレーに訪れてた際には神聖なご本尊がある「ワット ポンスナン」でお参りをしてみてはいかがでしょうか。

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