ペッチャブリーの市内を歩いていると「カーオチェ―」の屋台をよく目にすることがあり、現地のテレビの旅行番組でもペッチャブリーといえば「カーオチェ―」を紹介することが多いです。
この「カーオチェ―」氷水に浸したお米をエビペーストなどのおかずと一緒に食べる食べ物で猛暑の時期の4月にはこの冷たさが爽快で厳しい暑さを忘れることができます。
カーオチェーとは
この「カーオチェ―」は元々はモン族発祥の食べ物でモン語でペンダイクとよばれペンはお米、ダイクは水の意味があります。
そしてモン族はタイ正月のソンクラーンに水に浸したお米を仏像に供えたり僧侶やお客をもてなすときなどに出されました。
ということで屋台で「カーオチェ―」を食べてきました。
注文するとすぐにカーオチェ―が運ばれてきました。
値段は25バーツ
このカーオチェ―の食べ方はまず最初におかずを口に含みます、
そのおかずを含んだまま氷水に浸したご飯を一緒に食べます。
このときはおかずの味付けが少し濃いと思いました。
しかし氷水に浸したお米を食べるとほどよい味が口の中に広がます。
この「カーオチェ―」、昔は貴族の食べ物とされペッチャブリーにある夏の宮殿にて過ごしたラーマ4世(在位1851年ー1868年)やラーマ5世(在位1868年ー1910年)が好んでいたとの記録もあります。
バンコクにも「カーオチェ―」が食べられるお店がありますので機会があれば召し上がってみてください。
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