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世界遺産の歴史を感じるカムペーンペット国立博物館

  • 執筆者の写真: somutamu
    somutamu
  • 2025年12月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年12月28日

カムペーンペットとはカムペーン(กำแพง)はタイ語では城壁を意味しペット(เพชร)は金剛を意味しています。


その金剛の城壁を意味するカムペーンペットには13世紀のスコータイ王国時代に軍事要塞として城壁が築かれると同時に多くの寺院が建てられました。


時代がアユタヤ王国となってもビルマからの防衛拠点としてスコータイ王国時代に築かれた城壁や寺院が使われ続けました。


それら古代寺院跡がユネスコ世界遺産に登録され「カムペーンペット歴史公園」となっています。


その歴史公園の城壁内側にある「カムペーンペット博物館」にはそれら古代寺院跡から発掘された仏像などが展示されています。


地図


開館時間:朝9時から夕方4時まで


定休日:月曜日、火曜日


入場料:タイ人20バーツ 外国人120バーツ


博物館の様子

この日は博物館が改装中のため、展示の一部がが見られないことから入場料は無料でした。


ピン河が流れるカムペーンペットには大昔から人が住んでいたことから


このような土器が発掘されています。


現在はバンコクのワットプラケオに祀られているエメラルド仏ですが、カムペーンペットにあるワットプラケオにもエメラルド仏が祀られていた時代があったように、仏教が深く信仰されていたことがわかります。


そして、このようなたくさんの仏像が発掘されたことから13世紀のスコータイ王国以前にもカムペーンペットにはたくさんの寺院があったことが想像できます。


13世紀にカムペーンペットはスコータイ王国の領土となります。


現在、人口の95%が仏教徒のタイですが、スコータイ王国ではタイ仏教思想が花開いた時代でした。


特にスコータイ王国第3第ラームカムヘーン王(在位1279ー1299年)は仏教保護政策を行ったことから多くの仏像がつくられました。


そして仏教保護政策においてスコータイ王国では仏教美術の文化が花開きスコータイ仏と言われる緩やかな曲線が特徴の仏像がつくられました。


こちらではカムペーンペットがタイ語で金剛の城壁の意味するように城壁の石垣が作られています。


その後、15世紀にスコータイ王国はアユタヤ王国に併合されてしまいますが、アユタヤ王国の仏教政策によりカムペーンペットにあるお寺は維持管理されました。


また、このような大砲が置かれていたことからアユタヤ王国がビルマ軍への侵攻に対しカムペーンペットが文字通りタイ語の「金剛の城壁」を意味する防御要塞の役割をしていたことがわかります。


昔のカムペーンペットでは移動や輸送にはピン川にこのような船がたくさん浮かんでいたのでしょう。


この日は改装のために見ることのできないものもありましたが、タイでどのように仏教美術が発展したのかを知ることのできる興味深い博物館でした。


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