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  • 執筆者の写真somutamu

サーン・ラック・ムアン  バンコク : 黄金の柱が祀られている神社

更新日:2023年5月17日

タイの習慣では新しい街をつくるとき、インドのバラモン教の儀式から街を守護し、その繁栄を祈願するために柱を建てる習慣があります。


1782年、ラーマ1世はトンブリからバンコクへ遷都後に「サーン・ラック・ムアン バンコク」を建立しました。


そのため、王宮広場の向かい側の「サーン・ラック・ムアン バンコク」では金色に輝く2本の市の柱を祀っています。

地図


地下鉄サナームチャイ駅から車で8分


拝観時間:朝6時半から夜6時まで

サーンラックムアンの境内

入口を入った左側の窓口でお供えのお花を売っています。


サーンラックムアンはバンコクでは神聖な場所とされており、平日にもかかわらず大勢の参拝客が訪れていました。


お花代は60バーツです。


お花の他に油と布がありました。

たくさんの仏像がありますので、混んでいない仏像をお祈りしてから花を供えました。

お線香は火をつけないでお皿の上に供えます。

布はお堂の外にある柱に縛り付けます。


最初、一枚づつ縛りつけていたのですが、よく見ると布はまとめて縛り付けていました。


たくさん柱がありますが、どの柱でもOKです!

自分の誕生日の曜日の仏像にお祈りします。

それぞれの仏像の前に油を注ぎます。

サーンラックムアンは何度かの改修がされています。この仏像が安置されているお堂は現王朝のチャクリー朝200周年を記念として、1980年に大規模な改修が行われ、1982年に完成しました。


そして、こちらの仏像もチャクリー朝200周年の記念に納められました。

こちらのお堂に市の柱が納められています。


サーンラックムアンの歴史


1782年4月21日、ラーマ1世は市の柱を建てました。柱の直径は29センチで、柱全体の長さは4,7メートルになります。2メートルは儀式で埋められ、残りの2,7メートルの柱を漆塗りにし、金メッキを施した後に上部に蓮の花の飾りがつけられました。


この儀式が行われた頃、王宮もまだ建設されていませんでした。そのためサーンラックムアンがバンコク遷都後の最初の建物といわれています。

その後、柱のいたみがひどくなってきました。


そのためラーマ4世の治世の1852年に高さ5メートル、直径47センチの新しい柱が建てられました。

バンコクにサーンラックムアンが建立された後にタイ各地の街で新しいラックムアンが建てられました。


地方のあるラックムアンを探してみるのもおもしろいかもしれません!!!


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