ロウソク祭りのモニュメント:トゥンシームアン公園
- somutamu
- 2024年12月22日
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「トゥンシームアン公園」はウボンラーチャターニー市の中心部にある美しい風景が広がる公園で園内には毎年7月のロウソク祭りのモニュメントや街の発展に尽力した領主の銅像などが祀られています。

地図
ロウソク祭りのモニュメント
このロウソク祭りのモニュメントは1999年12月5日のラーマ9世の誕生日に建てられました。

この公園は元々ウボンラーチャターニー(略ウボン)の領主の火葬式を執り行う神聖な場所でしたがラーマ5世(在位1868年ー1910年)の治世に公園となりました。
この剣の鳥の火葬式は1905年を最後に行われてせんでしたが、2015年にウボンの高僧の葬儀にて剣の鳥を使った火葬式が行われました。

ウボンラーチャターニーの創立者を祀る銅像
「トゥンシームアン公園」には1778年から1795年にウボンの街の発展に尽力した領主「プラ・パトゥム・ウォララット・スリヤウォン」が祀られています。
1767年アユタヤ王国がビルマにより滅ぶとウボンの地も隣接するラオスのビエンチャン王国がこの地を侵攻しました。

しかし、タイではタークシン王(在位1767年ー1782年)がビルマの駆逐に成功しバンコクのトンブリに新しい王朝を建て失地回復のために各地に軍を派遣し1778年にウボンへの討伐軍を派遣しました。
この派遣軍において「プラ・パトゥム・ウォララット・スリヤウォン」は重要な役目を果た功績によりウボンの領主として任命されました。
そして領主となった「プラ・パトゥム・ウォララット・スリヤウォン」はウボンの街の発展に尽力しました。

ウボンの市の柱
タイでは新しい街ができるとその繁栄を願って柱を建てる文化があります。
「トゥンシームアン公園」の道路を挟んだ向かい側に1972年に市の柱を祀った祠があり多くの人が参拝に訪れています。

市の柱にお参りしてきました。

タイでは7月に約3カ月間、僧侶が外出をせずにお寺に籠るカオパンサーとよばれる習慣があり大きなロウソクをお寺に奉納します。
そのためこの日にタイ全国でロウソク祭りが行われ、特にウボンのでは大々的なロウソク祭りが行われることで有名です。

もし機会があればウボンでのロウソク祭り参加してみてはいかがでしょうか。
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