「チャオポータップ神社」はサムットプラカーンにあるサムロン運河の畔にある中華風神社です。
地図
チャオポータップ神社はBTSサムロン駅から徒歩10分です。
拝観時間:朝7時から夕方5時まで
(時間変更があります)
13世紀に勃興したアユタヤ王国は中国との貿易の繋がりが強くコメは重要な輸出品でした。そのため多くの中国の商人が貿易のためにこの地に移り住みコミュニティーを形成しました。
現在、チャオポータップ神社の前には道路が建設され大型トレーラーが走るなど輸送の主力は陸上となりましたが、昔、チャオプラヤー河に繋がるサムロン運河は交通と物流の要衝な場所でした。
そんな運河の航行の安全を願ってチャオポータップ神社が建てられました。
悪態をついたら罰があたる?
昔このコメを満載した1艘の舟がサムロン運河を航行していました。
このとき船頭は酒に酔っておりチャオポータップ神社に向かって悪態をついたり、無礼な態度をとりました。
しばらくするといくら舟を漕いでも前に進みません。
不思議に思った船頭が舟の下を見るとたくさんのワニがサムロン運河をふさいで行く手を妨害していました。
驚いた船頭はチャオポータップ神社に祀られている神様に謝り、サムロン運河を航行するすべての舟に頭を下げることで、再び航行することができました。
それ以来この運河を航行する舟はチャオポータップ神社に敬意を払うようになりました。
高僧ルアン プ トゥアット
神社の境内には大きな僧侶の仏像が祀られています。
名前は「ルアン プ トゥアット」という1582年から1682年までに実在した高僧でで様々な奇跡を起こしたとされています。
奇跡としてルアン プ トゥアットが乗っていた船が難破し飲み水がなくなってしまいました。そのときルアン プ トゥアットは海水に足をつけ乗っていた船員に飲むように命じました。
それはルアン プ トゥアットが足をつけたところだけ光輝き海水が真水となっていました。
ルアン プ トゥアット像が祀られている運河の対岸に中華風神社が見えますので行ってみました。
この橋を渡って対岸の神社に行きます。
サムロン運河です、昔はコメなどを満載した舟が行き交っていたのでしょう。
こちら神社は「ロンチェ ハ ニン コンフク トゥイング神社」といいます。
40バーツを寄付してロウソクと線香、油をもらいました。
それぞれの場所にあげる線香の本数が書かれています。
ちなみにここは5番の場所で3本の線香をあげます。
こちらの本堂でお祈りしてきました。
こんなきれいな神社の神様に悪態をついたら罰も当たるのも当然かもしれません!
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