漢字表記の商店や中華料理店が軒を連ねるバンコクのチャイナタウンの一角に歴史のあるクラッシックな様式のモスク「ルアンコーチャー モスク」があります。
地図
地下鉄ワットマンコン駅から徒歩10分
ルアンコーチャー モスクの歴史
昔、この地域には中国人貿易商だけでなくイスラム教徒の貿易商が住んでおり港ではそれら貿易船からの荷下ろしで活気に溢れていました。
しかしイスラム教徒たちは礼拝所がないことに不便を感じていました。
ラーマ5世(在位1868年ー1910年)の治世にイスラム教徒の貿易商でありタイ政府のマレー語通訳であったルアン・コーチャ・イスハークはイスラム教徒たちのために自身の会社の敷地にモスクを建てました。
現在このモスクはイスハーク一家により管理されていますが、ムスリムたちは日常の礼拝ができ、イスラム教で重要な金曜日には多くのムスリムたちが聖地メッカに向けて祈りを捧げています。
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