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  • 執筆者の写真somutamu

ビルマの圧政から逃れたモン族のお寺:ワット チェディートーン

パトゥムターニーにはビルマから多くのモン族が移り住んだことからタイとは違う仏塔があるお寺が多く「ワット チェディートーン」にはビルマの有名は寺院「アナンダ・パヤ」を模した仏塔があります。


地図


ビルマの圧政から逃れタイに移住したモン族

タイをビルマ軍からの祖国解放に成功し1767年にトンブリ王朝を開いたタークシン王(在位1767年ー1782年)に対しビルマのシンビュシン王(在位1763年ー1776年)は再びタイへの侵攻の準備を始めました。


このシンビュシン王は軍による恐怖政治を行いました。


そのためシンビュシン王はミャンマー南部のモッタマに住むモン族へ家族を人質にするなどの方法で徴兵を行いました。

その強引は徴兵に反感を持ったモン族達は1773年に反乱を起こしましたが失敗したことにより酋長のプラヤージェンを指導者としタイへ逃れました。


こうしてタイに逃れてきたモン族をタークシン王は移住を快く受け入れ指導者プラヤージェンはこの地に「ワット チェディートーン」を建てました。

本堂にはタイとはお顔が違う仏像が祀られています。

また境内にはタイとは違うカラフルな仏塔が建てられ

鎧をまとった兵隊さんが仏塔を守っています。

シンビュシン王の圧政からこの地に逃れてきたモン族が平和に暮らしていたことを願うばかりです。

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