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執筆者の写真somutamu

ラーチャブリーの西洋風のお寺:ワット シー スリヤ ウォンサーラーム

ラーチャブリーにはラーマ5世(在位1868年ー1910年)の治世に摂政を務めたプラヤー・マハ・スリ・スリヤウォンが建てたお寺「ワット シー スリヤ ウォンサーラーム」があります。


地図


西洋風のお寺

1873年にプラヤー・マハ・スリ・スリヤウォンは摂政の地位の退いた後にラーチャブリーに住んでいました。


当時ラーチャブリーにはラーマ2世(在位1809年ー1824年)街が西へと移動したことにより荒涼とした地でした。


そこで1874年にプラヤー・マハ・スリ・スリヤウォンの自己資金によるお寺の建設が始まりました。


その後、1879年に完成したお寺をラーマ5世に寄進したことによりワット シー スリヤ ウォンサーラーム」とお寺の名前を授与されました。


ラーマ5世は幼少期からイギリス人家庭教師から教育を受けていることから西洋文化に興味を持っており、即位後には議会制度や官僚制度をタイに取り入れました。


また文化的にも西洋文化を取り入れており摂政であったプラヤー・マハ・スリ・スリヤウォンも「ワット シー スリヤ ウォンサーラーム」を建てる際にタイ文化と西洋文化を取り入れた造りとなっています。


本堂の扉は閉まっていましたが、施錠されていないのでお参りをすることができました。


ワット シー スリヤ ウォンサーラーム」は小さいお寺ですが西洋とタイが合わさった独特な美しさがあります。

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