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  • 執筆者の写真somutamu

その名の由来は?:スアンパッカード宮殿

更新日:2023年6月6日

スワンパッカード宮殿には約4,000年前のバンチェン遺跡の出土品やスコータイやアユタヤ時代の仏像や美術品などが納められています。


地図

BTSパヤタイ駅から徒歩5分


開館時間:朝9時から夕方4時まで


(時間変更があります)


入場料:100バーツ


室内は撮影禁止となっています

入口で入場料を払うとガイドさんが案内してくれます。


私を案内してくれたガイドさんはカタコトですが日本語が話せました。

こちらはタイ王族専用のボートになります。

王族専用のボートだけに船首には精巧な彫刻が施されています。

ガイドさんいわく、「ここが日本人に人気の撮影ポイントだよ」とのこと、理由を聞くと宮殿の後ろに味の素のビルがあるからだそうです!


スワンパッカード、、、その名の由来は?


きれいな庭を眺めているとガイドさんが話しかけてきました。


ガイドさん:「奥さんがタイ人ならスワンパッカードの意味がわかる?」


私:「สวน(スワン)は庭、畑の意味、ผักกาด(パッカード)って、え、まさか!!!」


ガイドさん:「ハハハ、その通りผักกาด(パッカード)は白菜の意味!この宮殿が建てられる前、この場所は白菜畑だったんだよ!」


ということはスワンパッカード宮殿の由来は


白菜畑宮殿!!!


(というか、タイ近代化に成功し、現在でも100バーツ札の裏側の肖像になっているラーマ5世の孫の住まいが白菜畑宮殿とは、、、)


ちなみに入口でもらったリーフレットには「キャベツ畑であった」と書かれていますが、キャベツはタイ語でกะหล่ำปลี(ガラムプリ)となります。

庭の片隅には長い間の風雨にさらられ歴史を感じるシントー(狛犬)の石造が置いてありました。

宮殿内にあるタイ古式建物はアユタヤから移築されました。


室内の壁には金で装飾されたアユタヤ様式の彫刻が施されています。

ラーマ5世の孫にあたるチュムポット バリパット ナコーンサワン親王夫妻はタイ芸術や文化に深い関心を持ち、タイ芸術家の後援者でした。


親王夫妻はタイ芸術家への奨学金の寄付を目的として1952年に収集していた古美術品を一般に公開されました。

スワンパッカード宮殿から高さ304メートルで85階のタイで3番目に高いビル、バイヨークタワーⅡが見えます。

建物の一階は休憩所となっています。


こんな雰囲気の中で休憩も贅沢な気分になります。

スワンパッカード宮殿の建物は土足禁止ですがそれぞれ離れになっていますので、見学にはサンダルなど脱ぎやすい靴の方が便利です。

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