「ワットチュラマニー」はアユタヤ時代からの長い歴史と厄除けで有名な仏像「タオ ウェスワン」が祀られている寺院で、休日となれば警察による交通整理が行われるほどのサムットソンクラームの名所です。
地図
バンコクからワットチュラマニーまでは車で2時間ほどかかります。
ワットチュラマニーの歴史
「ワットチュラマニー」は17世紀のアユタヤ王国24代プラーサートトーン王(1600年から1656年8月7日)の治世の後期に建てられたとされています。
アユタヤ時代後期の18世紀には寺院の裏手に現在のタイ王室初代ラーマ1世の王妃の住まいがあり火災による屋敷が焼失するまで住んでいました。
この日は休日ともあり多くの参拝客で賑わっていました。
参拝客はこの行列の先にある仏像に金箔を貼っていました。
こちらが本堂となりきれいな仏教画に囲まれたご本尊が祀られています。
こちらのお堂でも多くの人がお参りをしていました。
ワットチュラマニーにはたくさんの「タオ ウェスワン」像が祀られています。
「タオ ウェスワン」は邪悪な悪魔から身を守り繁栄をもたらすとされて、多くの人が祈りを捧げていました。
ホントに厄除けになるような迫力のあるお顔をしています!
こちらの男性が手にしているのはおみくじです。
手にしている丸い筒から出た棒で占いをします。
普通は小さい筒に入れられておりタイのお寺ではカシャカシャと筒を振っている音をよく聞きますが、こんなに大きいおみくじは初めて見ました。
タイではお寺の住職として務めた高僧が死後に即身仏として祀られていることがよくあります。
「ワットチュラマニー」でも境内の一角のお堂にこのお寺の住職を務め、1987年11月に亡くなったルアン ポーヌエン コビト師の即身仏がガラス張りの棺にて祀られています。
「ワットチュラマニー」を訪れる参拝客は仏教に殉じた高僧に深い祈りを捧げています。
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