ワット ケーウチェームファー:涅槃仏があるシープラヤー通りのお寺
- somutamu
- 2022年4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:1月14日
バンコクで涅槃仏といいますと王室管理第1級寺院「ワット ポー」が有名ですが、シープラヤー通りにある「ワット ケーウチェームファー」にも「ワット ポー」より小ぶりな涅槃仏が祀られています。

地図
MRT地下鉄サームヤーン駅から徒歩で約10分
ワット ケーウチェームファーの歴史
「ワット ケーウチェームファー」が建てられた年代は詳しいことはわかってはいませんが、古い書物にこのお寺のことが書かれています。
以前、「ワット ケーウチェームファー」はチャオプラヤー河の近くにあるクルンカセム運河の河口に建っていました。

ラーマ4世の治世にヨーロッパ人が運河の近くに交易所を設け寺院の周辺に密集して住むようになりました。
多くのタイのお寺では敷地内に火葬所があります。しかし、習慣の違いからヨーロッパ人には火葬の匂いが耐えられないとバンコク管理局に不満を言いました。
そのため、ラーマ5世の治世にタイ財務省がお寺の移転のために土地を所有者から買い上げ、1907年にシープラヤー通りに「ワット ケーウチェームファー」が再建されました。
現在、「ワット ケーウチェームファー」があった場所は「ロイヤルオーキッド シェラトンホテル」になっています。

こちらがご本尊です。
優しそうなお顔をしています。

涅槃物が祀られているお堂
本堂の横にお堂がありますので入ってみました!

涅槃仏です!!

大きさは「ワット ポー」より小さいですが、柱がないので見やすいです。
大きさは違えど感動は同じです。

タイ人は熱心な仏教徒ですので仏像にも強い日差しから守るためにサングラスをかけ、ウイルス対策のためにマスクをしています。

なんだかタイ人の優しさかわかります!!
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