タイのお寺にはご本尊にたくさんの仏像を祀っているお寺は多いですが、「ワット クラトゥム スアプラー」には80体の仏像を祀っています。
地図
ワット クラトゥム スアプラーはBTSオンヌット駅から車で20分程です。
昔の生活を展示した博物館
「ワット クラトゥム スアプラー」には昔のタイの生活を再現した博物館があります。
博物館の中では日本でいう昭和の雰囲気を再現しています。
この雰囲気に妻が子供の頃を思い出して「懐かしい」といっていました。
タイの昔の歯磨き粉の宣伝用の看板です。
タイのコカ・コーラの看板です。
今はペットボトルで売っていますが、10年前まで田舎やバンコクで小さいお店でコーラーを買うと、氷が入ったビニール袋にコーラを入れてストローで飲むのが一般的でした。
このカラフルは箱はタイの洗剤です。
横に大きな「味の素」の缶が見えますが、昔からタイでも「味の素」が使われています。
昔のアイロンは中に炭を入れて使っていました。
多くの仏像が祀られている本堂
博物館の横にある本堂に2階には80体の仏像が祀られています。
「ワット クラトゥム スアプラー」のご本尊になります。
この他、たくさんの仏像が祀られており
それぞれ違った姿勢での仏像が祀られています。
「ワット クラトゥム スアプラー」は1772年頃、アユタヤ時代の後期に建てられてとされています。その後、中華系タイ人によって再建されお寺の名前も「ワット クラトゥム スアプラー」とされました。
この「ワット クラトゥム スアプラー」の由来は当時、お寺の近くたくさんのクラトゥム(ミトラナイガ)の木がたくさんありスアプラー(スナドリネコ)がたくさんいたからです。
タイ人と出家
と、本堂の下から賑やかな音楽を奏でる音が聞こえてきました。
この陽気なリズムに合わせてみんなで踊っています。
ホッ、ホッ、ホッ、ホ~(この赤いズラを被ったおっちゃん、ノリノリです!)
この陽気な音楽と踊りの奥で厳かに得度式が行われていました。
タイ仏教の習慣ではタイ人男性は結婚前に出家をします。
もし、出家をしていない男性は未熟者と見られ、出家をして一人前とみなされます。
結婚前に妻の父が私に、
妻の父:「えーと、宗教は何?」
と聞かれ、、、
私の場合、ただでさえブサ面なのにスキンヘッドにしたら余計にブサ面になってしまうし(やっと結婚できたのに、、、)
また、約2週間の修業期間中、禁酒や肉食禁止なんて考えただけでもおぞましい、、、
そこで、
私:「神道です!!!(本当は浄土真宗、、、)」
(数年後、妻の父に聞いたところ「ああ、ただ聞いてみただけ(笑)」とのこと)
境内
そういうことで、未熟者の私ですが、一人前になるべく竜があるお堂でお祈りしました!
お祈り、お祈り、
中華系神社のお堂にて
スミマセン、まだ出家をしていない未熟者で、、、
早く一人前にしてください!!!
まだまだ修行が足りないと私を叱っているのでしょうか?
未熟者、未熟者、、、
境内には優しいお顔の女神様が祀られています。
この女神様を守るため!