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執筆者の写真somutamu

ワット プラッププラーチャイとラーマ6世

更新日:2023年5月25日

「ワット プラッププラーチャイ」は「ワット テープシリンタラーワート」の向かい側にある小さなお寺です。


地図

地下鉄ワット モンコン駅から徒歩7分程


拝観時間:朝8時から夜8時半まで


(時間変更があります)

ワット プラッププラーチャイの歴史

「ワット プラッププラーチャイ」がいつ頃に建てられた詳しい資料がありませんが、アユタヤ王国30代ナーラーイ王(1633年2月16日ー1688年7月11日)の治世に建てられたとされています。


当時、このお寺は「ワット コック」とよばれていました。


ワット プラッププラーチャイとラーマ6世

1911年11月11日に即位したラーマ6世(1811年1月1日ー1925年11月25日)は先代のラーマ5世のタイ近代化改革を引き継ぎ、義務教育の導入、タイ赤十字の創設など行いました。


そして、世界に3番目となるボーイスカウトの導入を行い、「ワット コック」にボーイスカウト本部が置かれお寺の名前も「ワット プラッププラーチャイ」とされました。


しかし、このボーイスカウトは「スアパー」とよばれるラーマ6世の自警団組織の側面がああり、そのためタイ軍部の反発から1912年にクーデター未遂事件が起こりました。


1925年にラーマ6世が崩御すると国王の後ろ盾と失ったことから「スアパー」は解散しました。

本堂が工事中のためにご本尊はビニールシートに覆われていました。

「ワット プラッププラーチャイ」の本堂に描かれて仏教画は素晴らしいことで有名ですか、この日は修復のために足場が組まれていました。


タイのお寺では金色に輝く仏像を見るのも楽しみですが、お堂に描かれた仏教画を見るのも楽しみです。


今回は補修作業のためよく見ることができませんでしたが、次の機会にゆっくりと鑑賞したいと思います。


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