静寂なる瞑想地:ワット ラムプーン
- somutamu

- 8 分前
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チェンマイにあるラーンナー語で「嘆き悲しむ」を意味する「ワット ラムプーン」は、1492年にラーンナー王国10代ヨートチエンラーイ(在位1487年ー 1495年) より建てられたお寺です。

地図
拝観時間:朝7時から夕方5時まで
(時間変更があります)
ヨートチエンラーイ王
ラーンナー王国9代ティローカラート王(在位1441-1487年)にはタオ・シー・ブンルアンという王子がいましたが、反乱を企てたとの告発からチェンライを統治させることで事態を収拾しました。

そして、タオ・シー・ブンルアンにはチェンライの地にて息子が生まれプラ・チャオ・ヨード・チェンライと名付けました。

こうして事態は落ち着いたかに見えましたが、ティローカラート王は側室からタオ・シー・ブンルアンが再び反乱を企てていると知らされました。

知らせを聞いたティローカラート王は国内の安定のため、反乱を防ぐべくタオ・シー・ブンルアンの暗殺を命じ、孫であるプラ・チャオ・ヨード・チェンライをラーンナー王国の第10代王に任命しました。

その後、王位に就いたヨートチエンラーイ王は、父の暗殺に関与した者を見つけ出して処刑しましたが、仏教に深く帰依していたヨートチエンラーイ王はこの行為を深く後悔し、お寺を建てることを考えました。

夜間に光を放つイチジクの木
その頃、他の街から来た僧侶がこの地の近くに滞在しており、夜中にテントを張った場所の近くにあるイチジクの木から明るい光が放たれるのを目撃しました。

その光を目にした僧侶は、イチジクの木の下に仏舎利が納められているのではないかと考え、ヨートチエンラーイ王に知らせました。

知らせを聞いたヨートチエンラーイ王は、王室の象にそのイチジクの木の下に仏舎利が埋まっているなら立ち止まるように祈りを捧げ、象を放ちました。

すると、象はイチジクの木の前で立ち止まり、その場所を掘ると、チェンセーン様式の土器の箱に納められた聖なる歯の仏舎利を発見しました。

そしてヨートチエンラーイ王は仏舎利の奉献式を行い、奇跡が起こるよう祈りを捧げた後、仏舎利を金の箱に納め、新しく建てられた仏塔に安置しました。

その後のワット ラムプーン
1935年にワット ラムプーンは国の史跡に登録されました。

しかし、第二次世界大戦中の混乱の中で、日本兵の一団が寺院から古代の貴重な仏像を盗み出し、本堂と僧院は損傷を受けて荒廃したため放置されました。

その後、1971年に新しい僧院が建てられ、1975年には瞑想センターが開設され、今日でも世界中から瞑想を行う人が訪れています。

静寂なる瞑想地
ワット ラムプーンはタイのみならず世界各地から瞑想者を受け入れていることから西洋人の姿もありました。

そしてカメラのシャッター音さえもはばかる静寂の中で、皆さんは座禅を組んだままや、足音を立てずにそっと歩きながらお経を念じて瞑想を行っていました。

そんな静寂の中でご本尊にお祈りをしてきました。

チェンマイにお越しの際は長い歴史あるワット ラムプーンで静寂を感じてみてはいかがでしょうか。




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